積み立てNISAは平均点、利回りを欲張らないのが大事?

投資

積み立てNISAに挑戦する以上、人より良い利回りを求めがちです。ましてや底辺セミリタイア目的なら、なおさら利回りを稼ぎたくて当然です。
しかし実際は変に欲張らず「平均」を目指した方が、かえって利回りが良くなるバターンの方が多いそうです。
一体どんな理由で平均以上じゃなく「平均」が良いのか、動画を見てみましょう。
「ぱせいお(東大卒会計士)の投資チャンネル」さんの動画です。

【投資の秘訣】東大卒で会計士で商社マンの私ですが、投資は平均点でいいと思います。投資だけは平均点で満足です。平均以上を目指すのは諦めました。

今日の動画を見ると
・自分にとっての政界の投資が見つけられる
・もし間違った投資をしていたら、間違いに気がつける

たった1つの秘訣とは…
投資は平均点で良い
資本主義かつ競争社会の中で、まさかの「がんばるな」

今日は超重要、資産形成成功のためのたった一つの秘訣を話します。
もちろんですね資産形成の目的や期間は人によって違うので万人に当てはまる正解はないですが、資本主義の競争社会の中にどっぷり浸かって見つけた、言わば投資をする上でのコツみたいなものですが、知っていれば自分にとっての正解が見つけやすくなるし、もし知らず知らずのうちに間違った投資をしていたら、間違いに気づいて修正できます。

先に結論を言うと「投資は平均点で良い」が、たった一つの秘訣です。
とにかく無理に頑張らなくて良いってことです。
資本主義かつ競争社会の中で生きてるわけなので、投資以外の世界で「平均点で良い」なんてなかなか言われないですよね。
例えば勉強でも仕事でも、どんどん上を目指しましょうって風に、この競争社会の中で必死もがいている皆さんに「そんな頑張らない方が良いよ」って伝えたいです。

  1. 投資の平均点とは
  2. 平均点で良い理由3つ
  3. 平均点で満足するのが難しい理由3つ
  4. 平均点以上を目指す場合の代償2つ

最初に投資の平均点とは、次に平均点でいい理由3つ、それから平均点で満足するのが難しい理由3つ、そして平均点以上目指す場合の代償2つ、最後に動画主、東大卒会系商社マンとして思うことを話します。

①投資の平均点とは

投資の平均点とは
インデックスファンド(※)への長期投資
※ある指数への連動を目指した運用

本題ですが、そもそも投資の平均点って何を言ってるのか整理します。
平均で良いって言ってる意味は「インデックスファンドへの長期投資」です。
インデックスファンドは投資家みんなの共通の参考値である何らかの指数への連動を目指すシンプルな投資商品です。
具体的に平均点を取るための投資対象はこんな所です。

平均点を取るための具体的な投資対象は
指数 全世界 全米 SP500
投資信託 eMAXIS全世界 楽天全米 eMAXIS米国 SBI全世界 SBI全米 SBI S&P500 ETF VT VTI VOO

指数としては全世界、全米、S&P 500だったり、この辺なら何でも良いと思います。
この指数に連動したファンドと言えば、投資信託ならeMAXISシリーズ、楽天だったり、SBIシリーズなんかが有名です。
ETFならVI、VTI、VOOなんか有名です。
この辺の投資商品をもう持ってる人も多いと思いますが、そこから特別な理由がなければずらす必要はないです。

平均以上を狙う投資とは
短期トレード、個別株、テーマ別ファンド、FX、仮想通貨、レバレッジ

逆に平均以上の投資は短期トレード、個別株テーマ型ファンド、FX、仮想通貨、レバレッジ等です。
誤解のないように話すと、この動画は「投資は平均点で良い」っていうもので、別に平均以上を狙った投資がダメってつもりは全くありません。
ただ、インデックス投資以上のリターンを狙うからには、それなりの代償を払う必要があるのを分かった方が良いです。

②平均点でいい理由3つ

理由①:平均点でも十分高いから
インデックス投資の平均年利利回り=7%(←これはエグい)
理由②:平均点は努力なしで取れる
インデックスファンドに初期投資&積み立て設定して、あとはほったらかしでいい
理由③:平均以上の世界がまじきつい
平均以上は確実に取れない、平均以上を狙うための代償(時間・リスク)がでかい

インデックス投資が良いと分かっていても、やっているうちに満足できなくなっていく。
それが人間なのか…

テーマの2つ目、平均点でいい理由3つを話します。

理由一つ目は「平均点でも十分高いから」です。
平均点って言うと大したことないリターンって思われるかもしれないけど、投資の世界の平均点は決してそんなことなく、平均点でも年率7%が出ます。
この7%が本当に良くて、例えば初期投資をして、ほったらかしで運用、複利運用をやると7%で回れば10年ほったらかしたら2倍になります。
20年で4倍、30年で8倍みたいな感じでどんどん膨らんでいって、60年だった64倍になります。
例えば0歳の時に赤ちゃんに50万円のインデックス投資を渡してあげれば、60歳になる時は3000万円、64倍で、老後問題も解決してます。
投資の世界の平均点って十分高いから平均でも良いんじゃないかって話です。

続いて理由の2つ目は「平均点は努力なしで取れる」って所です。
今、平均点が十分すごいって話をしたばかりですが、すごいのが平均点を取るための努力がほぼいらない所です。
先ほど紹介したような投資信託やETFに初期投資すれば毎月積み立て設定するだけで、勉強とかメンテナンスとかほとんどいらないです。
例えると、勉強ならクラスの平均の順位を取ろうと思ったら結構勉強しないと平均点が取れないですが、ノー勉でも絶対平均点が取れるテストが「インデックス投資」です。

最後、理由3つ目が「平均以上の世界がまじきつい」って話です。
平均は努力なしで取れるのは分かったけど、ちょっと頑張って平均以上取りたいって人もいると思いますが、平均以上は決してコンスタントに取れるものではく、ちょっと色気出して平均以上取ろうと思った瞬間、払う代償が突然跳ね上がります。
代償は何かというと「時間とリスク」です。

簡単にまとめると平均点でも十分、そして平均は努力なしで取れるから、平均以上を取ろうと思うと代償がでかいからって話です。
これを聞くと全員「じゃあ平均点で良い、インデックス投資で良い」ってなるはずですが、ただ実際の世界は違ってます。
皆さんも自分の投資資産、インデックス投資以外の投資商品が混ざってませんか?
マジでですね世界の七不思議の一つに載るレベルですが、こんなに「インデックス投資が良い」って分かってても、やってるうちに何故か満足できなくなって、気づいたら他の投資に手を出してるんです。

次は「何故人間が平均点で満足できないのか」を話します。

③平均点で満足するのが難しい理由3つ

3つ目のテーマ「平均点で満足するのが難しい理由」3つ話ます。

理由①:平均点でいい、と言う価値観がないから
・勉強の世界:もっと偏差値を上げろ
・仕事の世界:もと利益を上げろ
→私達は平均点で満足できないように調教されている

理由②:資産形成には時間が掛かるから
「投資=ちょっといい貯金」くらいに思った方が良い

理由③:平均以上が簡単そうに見えるから
・勉強で平均以上を取るには:もっと勉強しないといけない(面倒臭い)
・仕事で平均以上を取るには:もっと仕事しないといけない(面倒臭い)
⇔投資で平均以上を取るには:当たり商品をポチるだけ(簡単そう)

まず一つ目「平均点で良いって価値観がそもそもないから」です。
平均点、それ以上狙うなって価値観、叩き込まれることありますか?
そんな価値観がこれまでないって話です。
例えば勉強の世界なら「もっと偏差値あげよう」って言われてきたわけで、まずは平均点を目指す、平均点が取れたら今度は上位10番を目指そう、それが出来たら5番以内を目指そうみたいな感じで上へ上へと誘導されてきたと思います。
ビジネスの世界も同期より良い売り上げ出そうとかライバルの動向とか去年より良い成績をとか言ってますよね。
つまり、競争社会に住んでる人間は平均で満足できない体質に調教されちゃってるんです。

だからインデックス投資を始める時は「平均点で良いんだ」って全く新しいルールのゲームを始めるんだって強い自覚が必要で、これがないと途中で崩壊しちゃいます。

続いて平均点で満足するのが難しい理由の2つめは「資産形成に時間が掛かるから」です。
投資の世界では平均点で十分って話を先ほどしましたが、一年後に資産が倍になってるわけではなく、いくら十分と言っても倍にしようと思ったら十年掛かります。

投資を知らない人がやると、何故か分からないけど「一攫千金」とか「一発当てよう」みたいに思ったりしますが、その考えで投資の世界に入ると大体失敗します。
なので考えを改めてもらって「投資ってほんのちょっと良い貯金くらい」に思った方が良いと思います。
だから貯金ができない場合は投資しても別に資産は全く増えません。
毎月稼ぐ努力をして、ちゃんと支出も管理して少しでもプラスで終えて、お金を貯金に回せる人が、お金を置いておく先を銀行預金じゃなくてインデックスファンドに入れて、時間を掛ければ資産形成が成功します。

最後、平均点で満足するのが難しい理由3つ目は「平均以上が簡単そうに見えるから」です。
さっき話したとおり、勉強でも仕事でもですね平均より上を目指すよう調教されてますが、これが面倒臭いんです。
勉強や仕事で平均賞を取ろうと思ったらもっと勉強しなきゃいけない、面倒臭いですよね。
所が投資の世界では、平均以上の成果を出してる人は得てして何も手間を掛けたように見えます。
「何か知ららないけどテスラ株買ってたら爆上がりした」みたいな感じで当たり株をポチるだけで平均以上が取れたりすることもあるので、この手の事例がSNS等で情報が入ってきて「えっ、ちまちまインデックスと投資で7%増やしてるのに周りの人、簡単に50%とかを増やしてるんだけど、自分もそっちが良いなぁ」みたいな思考回路に陥りがちです。

ただ、いわゆる生存者バイアスが掛かってて、SNSで声を上げるのは得てして成功した人達だけで、その裏では同じ数か、あるいはそれ以上に大失敗してる人がいて、そう言う人達は別にあえて発信することもないので存在が見えないんです。
なので実際投資の世界に平均以上出そうと思ったら全然簡単なことじゃなく、相当の代償が必要になります。

次は投資で平均以上を取るための代償について話します。

④平均点以上を目指す場合の代償2つ

代償①:時間・労力
個別株投資や短期トレードには、企業調査や相場観察の時間・労力が必要
→それが得意&好きでないなら、本業・副業で稼ぐ方が確実では…

代償②:リスク
レバレッジ商品なら、時間を掛けずに平均以上が狙える?
この場合はリスク(価格変動の振れ幅)と言う代償を差し出している
リスクを取る感覚はどんどん麻痺してくるので注意!

リスクの考え方の例:
・インデックス投資→45歳でFIRE出来そう(現実的には44~46歳辺りかな)
レバレッジ投資→42歳でFIRえ出来そう(現実的には32~52際かも)

代償一つ目は時間と労力です。

個別株や短期トレードだったりで、インデックス投資以上のリターンが可能ですが、これを得るには時間と労力を掛ける必要があります。
具体的には企業の調査や相場観察って時間で、これに時間や労力を掛けるのが好きだとか得意って人はやっても良いです、動画主も一年前くらいまでは結構個別株にハマってて、会計士なので企業分析は得意だし、好きなので休みの日に結構時間かけて個別株を選定して物色していた時代もありました。
ただFIREをガチで目指そうと思ってから「これは割に合わない」って思いました。
と言うのも個別株投資や短期トレードって時間を掛けても成功列って100%はおろか80%もいかないので、だったらその時間は事業に費やした方が良いと思ってYOUTUBEを始めました。

だからインデックス投資をやって、時間があってお金をまだ増やしたい人は金が好きで好きでしょうがない人は個別株や短期トレードやっても良いですが、そうじゃない人は、例えば資格を取ったり転職で本業の給料を上げたり、転職して給料を上げたり、あるいは副業した方がよっぽど資産形成には貢献するんじゃないかって思います。

続いて代償の二つ目がリスクです。

平均以上のリターンを取る方法に例えばレバレッジがあり今、話題のレバナスについても触れたいと思います。
レバレッジ商品に投資すれば個別株や短期トレードみたいに時間を掛けなくても普通のインデックスより高いリターンが期待できるって話です。
特に最近、注目が集まっているレバレッジ商品が米国のハイテク企業を中心とする「NASDAQ 100」にレバレッジを掛けて投資する「レバレッジNASDAQ」通称「レバナス」です。
レバナスみたいな商品に投資すると、確かにインデックス投資より高いリターンが期待できて、しかも個別株や短期トレードと違って調査のための労力とか時間も必要ないです。

めっちゃ良いって思うかもしれませんが、差し出す代償があって、それが「リスク」です。
リスクは価格変動の振れ幅で、レバレッジ商品に投資することは価格変動が大きくなるリスクを受け入れる、その代償を払うってことです。

当然ですが、価格変動の振れ幅って嫌じゃないですか、リスクって代償を払いたくないですよね。
折角、一生懸命働いて節約して出したお金なので、投資するなら「来年めっちゃ増えているかもしれないけど、めっちゃ減ってるかもしれない」商品よりは「ちょっと減ってることもあるけど、来年そこそこ増えてる」くらいの方がまだ良いです。
これは別に感情論でも何でもなく、投資の世界ではリスクは「小さければ小さいほど良い」って定理があります。
とは言え「俺はまだ若いからリスクは取れるぜ」「どうせならリスクを取って高いリターンを取りに行くぜ」って人もいます。
リスクはあくまでもリターンとの兼ね合いなので、別に間違いではないです。

ここで注意しないといけないのはリスクのある世界に入ると、適正なリスクを取る感覚がどんどん麻痺してきます。
当初はちょっとのリスクでも怖かったはずですが、段々気にしなくなって、いわゆる握力が強くなってリスクに慣れる感じでリスクと適切に向き合えるようになった一方、本来の許容範囲を超えた遠いところまで行ってしまってる可能性もあるので本当に注意が必要です。

例えばFIREする場合、インデックス投資でファイナンシャルプランを立てた時、どうやら45歳程度でFIRE出来そうけど、インデックス投資も当然リスクがあり、現実的には44歳から46歳辺りでFIRE出来そうな人がレバレッジ商品「レバナス」にすると、当然リターンが良くなり、42歳でFIRE出来そう、3年も早まる代わりに払ってる代償「リスク」が大きいので、32歳でもっと早くFIRE出来るかもしれないし、ちょっと遅く50歳になるかもしれません。

レバナスにすると速くなるけど遅くなるかもしれない、30歳から50歳くらいと言われた時、どうでしょう?
これはもどっちが良いとかじゃなく、皆さんの考え方次第です。

まとめ

・投資は平均点でいい
①十分高い、②努力不要、③平均以上の世界がきつい
・だけど何故か平均で満足できない
①競争する価値観、②時間が掛かる、③平均以上が簡単そう
・平均以上を目指すには代償が必要
①時間・労力、②リスク

【投資の秘訣】東大卒で会計士で商社マンの私ですが、投資は平均点でいいと思います。投資だけは平均点で満足です。平均以上を目指すのは諦めました。雑感

勉強でも仕事でも普通なら頑張った分、ある程度はそれなりの成果が出るものです。
でも株の世界に限っては利回りを上げようとポートフォリオを無意味にこねくり回すほど、逆に利回りが下がるリスクも潜んでるみたいです。
(詳しくは「底辺セミリタイアのための投資の勉強が意味ない理由」をご覧ください)
だからこそ、アクティブファンドよりインデックスファンドの方が成績が良いわけで、本当に株は不思議な世界です。

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