積み立てNISA初心者が大損するNG行動3選

投資

底辺セミリタイアを目指すため、投資信託の足掛かりとして「積み立てNISA」を利用するわけですが、そもそも投資に慣れてないと、いらない行動を冒した結果、大損してしまう可能性も十分にあり得ます。
そこで今回は積み立てNISA初心者だからこそ「失敗しない」ためのNG行動を一緒に勉強しましょう。
「しばとん投資信託」さんの動画です。

積立NISA始めたての人が高確率でやっちゃう大損する3つのこと

積立nisaを始めたての人が高確率でやっちゃう損すること3つを紹介します。
投資折角積み立てnisaで投資するなら損しないように投資したいですよね。
初心者はまず積立nisaから投資を始める人が多いけど、投資も積み立てnisaも良く分からない中、何となく感覚で投資を進めた結果、高確率で損してしまう罠が潜んでます。

前提・積立NISAってどんな制度?

そもそも積み立てnisaは投資で得た利益への税金が優遇される制度で、ざっくり言うとを毎年上限40万円まで投資できて、投資した年から20年間で増えた利益に対して税金が掛かりません。
投資先は金融庁お墨付きの投資信託なので、国が選んだ投資先なら安心かと言うと、必ずしもそうではありません。

積み立てnisaを始めたての人が合格率でやっちゃう損する行動3つ

1.国内株式のインデックスファンドに投資する

積み立てnisaでは基本的にはインデックスファンドを選ぶのがオススメです。
このインデックスファンドは色んな種類があり、特定の国の企業にまとめて投資できます。

例えばアメリカの企業にまとめて投資できるインデックスファンド、全世界の企業にまとめて投資できるインデックスファンド等があります。

中でも初心者は、日本の企業にまとめて投資できる国内株式のインデックスファンドに何となく投資しがちで、例えば日経平均や topix に連動するインデックスファンドに投資しがちですが、その選択は正解とは言い難いです。
理由は大きく三つあります。

理由一つ目・過去から日本は成長してない

例えば日本の市場の動向が分かる日経平均と、ざっくり全世界の市場の動向がわかる全世界株式を30年以上で比較すると良く分かります。
全世界株式を見てみると所々暴落で沈むことはあっても長期で右肩上がりで現在まで上昇してます。
一方、日本は1990年辺りまでバブルで爆上がりした後にバブルが崩壊、その後はバブル最高の時の値まで全然回復できてなくて長期的に見ても上昇が見られません。
だから国内株式のインデックスファンドに投資する選択は良くないです。

理由二つ目・日本は今後の成長も期待できない

誰もが知っているように日本は深刻な少子高齢化で人口がどんどん減ってます。
日本の人口は2008年ぐらいにピークをつけて2100年とかにはピークの3分の1ぐらいまで現象の一途を辿ると言われてます。
人口が増えず、労働力が増えず、国として発展する条件が整ってない、だから今後日本の成長は期待しづらく、日本の企業に連動するような国内株式のインデックスファンドに投資するのはオススメできません。

理由三つ目・資産の分散ができない

投資の基本は「分散投資」ですが、国内の株式のみで構成されたインデックスファンドに投資していると資産をすべて「円」で持つことになるので結構怖い状態です。

例えば日本が衰退した時、日本に何か大きなネガティブなことがあった時に円でしか資産を持ってないと大ダメージを食らうことになります。
よって優秀な海外の資産にも投資して資産を分散させることも重要です。

以上の理由から国内株式のインデックスファンドに投資するのは損に繋がる可能性が高いです。
分散のために一部投資する程度なら良いけど、メインで投資するにはあまりオススメできません。
積み立てnisaを利用して投資できるお金は限られてるので、あまり良くない銘柄に投資するなんて勿体ないことは避けましょう。

2.間違えて大ハズレの投資信託を選んでしまう

何が大ハズレかと言うと「紛らわしい名前」で「手数料が高い」投資信託を間違えて間違えて選んでしまう可能性があります。
特に起こりやすいケースが「eMAXIS」と言う人気シリーズの投資信託
例えばね先進国にまとめて投資していける大人気の投資信託「eMAXIS Slim 先進国株式」と、似た名前の投資信託で「eMAXIS 先進国株式」と言うのもあります。
2つとも実は運用内容は全く同じですが、、ただ唯一違う点が運用手数料、信託報酬の違いです。
「eMAXIS Slim 先進国株式」が年間0.1023%
「eMAXIS 先進国株式」が年間0.66%
と、5倍以上も手数料が高いです。

運用内容が全く同じでも手数料が高い方が存在する理由?

手数料が安い「eMAXIS Slim 先進国株式」は基本ネットでの販売で、余計な人件費みたいなコストが掛からないから手数料も安くできます。
一方、手数料が高い「eMAXIS 先進国株式」はネットだけでなく金融機関での対面販売もしてる分、余計なコストが掛かって、出来るだけお金をむしり取るために手数料が高い投資信託を用意して進めてくるケースがあります。
運用内容が全く一緒なのに間違った投資信託を買って、わざわざ高い手数料を払うのは勿体ないので絶対ダメです。

0.5%程度の手数料なんて大した事ない、と思いきや、将来めちゃくちゃ大きな差に繋がります。
100万円を年率3%運用した時、信託報酬が0.1%の場合と1.1%の場合、10年で12万円もの差が出てきて、さらに時を進めると20年で31万円もの差に繋がり、たった1%でも少しの手数料の違いで将来に莫大な影響を与えます。

大ハズレの「eMAXIS」を選ばないようにするには、ざっくり言えばeMAXISに「Slim」がついているものをネットで選べば良いだけです。
必ずしも全部のeMAXISに「Slim」がついてるわけじゃないけど、基本的には「Slim」がついているのが正しい証です。

3.スイッチング(投資信託の乗り換え)

スイッチングとは途中で投資信託を売却して別の投資信託を購入して乗り換えることで、積立nisaでの禁忌、あなたの将来も爆発してしまう行為ですが、初心者ほどやりがちです。

主なケースとして運用内容が同じでも手数料がより安い投資信託が新しく出て来た時、今まで投資してきた投資信託を売って、売却して得た金額を手数料が安い新しい投資信託に投入してしまいます。

新しい投資信託に乗り換えること自体は悪いことじゃないですが「積み立てnisaのメリットを自分から放棄することになる」ので、投資してきた投資信託をすぐ売却するのは本当に良くないです。
積立nisaは毎年40万円ずつ投資して、それぞれの年から20年で増えた利益に対して税金が掛からない制度だけど、一度投資した投資信託を売却してしまうと、二度と積立nisaで投資した枠は戻ってきません。

例えば積み立てnisaを活用して3年の間、合計100万円分投資信託に投資してる時に手数料が激安の新しい投資信託が出てきたので、古い投資信託を売却して乗り換えたとします。
すると積み立てnisaで投資した100万円分の枠はもう戻りません。
もし投資信託を売らずにそのまま長期間保有しておいたら、仮に利益が+100万円になった時に本来なら税金は掛からないのですが、売却して乗り換える場合だと、売却した分はもう二度と積立nisaの枠で投資できず、投資したお金が将来増えてもバッチリ税金約20%を取られてしまいます。

なので積み立てnisaで投資してきた投資信託を売却して乗り換えるスイッチングは良くないです。

先のようなケースが起こった場合、どう乗り換えれば良いかは至ってシンプルで、すでに積み立てnisaで投資している過去分の投資信託は売却せず、毎月積立投資してる金額を新しい投資信託に積み立てnisaで投資するよう変更するだけです。
これなら積み立てnisaの非課税メリットを生かした上で乗り換えができます。

「積立NISA始めたての人が高確率でやっちゃう大損する3つのこと」まとめ

積立nisaを始めたての人が大確率で行っちゃう損する行動3つ

一つ目は国内株式のインデックスファンドに投資すること。
二つ目は大ハズレの手数料が高い投資信託を選んでしまうこと「eMAXIS」シリーズは基本「SLIM」が名前についているか確認するのが重要です。
三つ目はスイッチング。
積み立てnisaですでに投資した分は基本的に売却しないほうが良いです。

「積立NISA始めたての人が高確率でやっちゃう大損する3つのこと」雑感

一つ目の国内株式のインデックスに関しては「当然」でしょう。
頻発する値上げラッシュなどで、日本円の価値がどんどん下がってきてますからね。
そもそも日本国に期待できないから積み立てnisaをやるわけなので、大事なお金を日本株なんかには託せません。

二つ目は非常に勉強になりました。
個人的には積み立てnisa用の銘柄は「eMAXIS Slim 先進国株式」に決めるつもりです。

三つ目は、ここ最近米国の株価がだだ下がりなので、銘柄を変えようか否かを迷いがちでした。
(底辺セミリタイアの場合、とにかく脳死状態で「ホールド」し続けるのが鉄則だって頭の中では分かってるのですが、日々の値動きの変動具合を見ると、ねぇ)
もし「S&P500」や「前米株式」等に銘柄を買える場合も、過去に買った銘柄は保有し続けるつもりです。

2024年にNISA制度が改良され、さらに底辺セミリタイアに役立つ制度になりました。
詳しくは「2024年、改良された新積み立てNISA爆誕!」をご覧ください。

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