積み立てNISAで投資信託する場合、米国一択なら基本的にはS&P500一択だとネットの情報を鵜呑みにしてましたが、もっと年利の上昇が期待できる銘柄があるようです。
果たして、どれほどのポテンシャルを秘めている銘柄なのか気になるので、この動画で確かめてみましょう。
「しばとん投資信託」さんの動画です。
S&P500越え!?積立NISAでの最強投資先!【投資信託】
優秀なのはS&P500だけじゃない!
今回はS&P500を超える積立NISAでの最強の投資先を解説します。
積立NISAでは、とりあえずS&P500で間違いないって何となく思ってる人も多いです。
確かに楽天証券でもS&P500連動の投資信託がとてつもない人気で、SBI証券でも人気ナンバーワンですが、そんなS&P500の投資信託とも張り合える、さらに超える可能性がある最強クラスの投資信託もあります、もちろん積立NISAで購入出来ます。
もし知らなかったら自分に合った投資をする機会を失う可能性があり勿体ないです。
逆にもし知っていれば積立nisaでどんな投資信託で積み立てをしようか迷ってる人のため、投資の幅を広げられます。
SBI・V・全米株式
早速S&P500連動の投資信託を超える可能性がある投資信託の正体は「SBI・V・全米株式」これは今年(2021年)の6月に運用開始されて人気急上昇中です。
今回は比較のために積み立てNISAで人気ナンバーワンのS&P500連動の「SBI・V・S&P500」と比べながら紹介します。
まずは信託報酬について、これは自分達の僕らの代わりに運用する引き替えに掛かってくるコストで、安い方が良いわけですが「SBI・V・S&P500」については年間0.0938%「SBI・V・全米株式」でも同様に0.0938%です。
あんまりこの数字にピンとこない人もいますが、これはめちゃくちゃ安い部類です。
ちなみに、二つともSBI証券で購入できます。
20年積み立て投資の比較
じゃあ結局どちらの方がお金が増える可能性があるかって言うのが気になる点なので、20年と言う長期間積み立てた時の資産の増え方を見ていきましょう。
両方の投資信託ともまだ長期間運用されてないので「SBI・V・S&P500」の方はS&P500連動の米国ETFのIVV、「SBI・V・全米株式」はVTIっていうETFのデータを使います。
配当は再投資積立期間は2001年12月から2021年11月の直近20年間のフレッシュなデータ、積立金額は積立NISAを想定して毎月3万円として積立総額は720万円、グラフを見てもらうと、1本の線に錯覚するほど重なってますが、良く見るとほんのわずか、全米株式の方が上の位置にあります。
実際、時価評価額を見てみるとS&P500は3,047万円、一方全米株式は3100万円、両方とも、かなり投資額を増やしてますが若干、全米株式の方がS&P500を超えてます。
S&P500と全米株式の違い
結果が違った原因ですが、それぞれの投資信託に含まれてる銘柄の数と種類です。
どちらの投資信託もアメリカの企業が主な投資先ですが、銘柄の数を見てみると「SBI・V・S&P500」がアメリカの大型企業、約500社。一方「SBI・V・全米株式」に含まれる銘柄数は何と約4000社、アメリカのほぼ全ての企業が含まれてます。
つまりS&P500では「大型だけ」ですが、全米株式は大型に加えて中型・小型の企業まで投資対象として含んでて、全米株式一つに投資するだけでアメリカの企業にまるっと分散して投資できるのが大きな魅力です。
含まれる銘柄トップ5
それぞれの投資信託にはどんな銘柄が含まれてるか、トップ5の銘柄を見てみましょう。
「SBI・V・S&P500」の方を見てみるとマイクロソフト、アップル、アルファベット、つまりGoogle、Amazon、さらに最近特に話題のテスラと言った最強企業が含まれてます。
基本的に「SBI・V・S&P500」も「SBI・V・全米株式」も規模が大きい企業ほど比率が大きく含まれる仕組みなので、5社だけでS&P500の約23%を占めてます。
ちなみに、この5社だけで日本の全ての企業の規模を上回ると言われてます。
一方「SBI・V・全米株式」を見てみると含まれてる銘柄トップ5は「SBI・V・S&P500」と同じですが、その5社が含まれる比率は18.8%と比率が微妙に違い、全米株式のトップ5の比率の方が若干小さく、全米株式には中型小型の企業まで幅広く含まれてるのが理由です。
中型・小型企業の割合
全米株式に大型、中型、小型企業はどんな比率で含まれているかを見てみましょう。
ざっくり言うと全米株式には大型企業が87%、中型企業が9.9%%、小型企業が3%ほど含まれていて、ほとんど大型ですが、中型、小型も多少含まれてます。
中型、小型企業を含んでるとどんなメリットがあるかと言うと、大型企業のように、すでに規模が大きくなると安定してますが成長しづらく、伸びしろは大きくは期待出来ません。
一方中型、小型のように、まだそこまで大きくなってない場合は伸びしろも山ほどあり、可能性を秘めている中型、小型の企業も含んでるのが全米株式のメリットです。
小型企業の成り上がり
実際、今をときめくテスラを例に小型企業からの成り上がりの威力を見てみます。
テスラ今でこそ超大型企業になってて電気自動車で有名経営者のイーロンマスクも超有名、ここ最近特にとんでもない伸びを見せてて10年で株価は100倍以上になってます。
ただ、このテスラがS&P500に組み入れられたのは2020年12月の時点、つまり、それまではS&P500連動の投資信託にテスラは含まれてなく、割と株価が上昇した段階でS&P500に組み入れられました。
一方、全米株式にはテスラがS&P500に組み入れられる前の急上昇してる所から組み入れられていて、怪物になる小型企業を早くから含んで恩恵を受けられます。
もちろん、こんな優秀な小型企業ばっかりではありませんが。
この話は別にテスラに限った話ではなく、アップルやAmazon、Google、Microsoft、メタ、プラットフォームズみたいなGAFAMと呼ばれる最強企業にも小型企業の時代はあり、どんなものも最初は小さい所からスタートしてたので、今現在、小型企業に分類されてるものの中にも時期GAFAMになりうるものが含まれている可能性があり、そんな企業にも早くから投資出来るのが全米株式です。
「SBI・V・全米株式」は選択肢として十分アリ!
全米株式は大型だけでなく中型、小型企業まで含んで莫大な数の企業に一つの投資信託だけで広く分散投資していて、S&P500に劣らずリターンも優秀なので、より広くの分散投資を重視したい人には非常に魅力的な投資先です。
時期によっては大型企業の方が中型、小型企業よりリターンが有利な時もあり、どちらが別に優秀かは断定出来ませんが、重要なのは自分に合うと思う方を選べば問題ありません。
投資において万人に当てはまる正解はないので、あなた自身にとっての正解は間違いなくあります。
S&P500越え!?積立NISAでの最強投資先!【投資信託】雑感
ある程度予想はついてましたが、微妙な差でしたね。
さすがに劇的に利率が上がる、なんて展開はないみたいです。
それでもたとえ僅かな差でも実際にもらえる金額が変わってくるはずなので、もし米国一本でいくならS&P500より「SBI・V・全米株式」の方がお得かもしれません。
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