高配当株かインデックス投資、どっちが底辺セミリタイアに向いてる?

投資

一旦はVTI+米国債権を8対2が底辺セミリタイアには最適解だろうと考えてましたが最近、高配当株に気持ちが揺らいでます。

理由としては、やはり配当金の存在です。
複利の効果が薄まるのと引き換えに、自動的に配当金を貰えるメリットがあるので。

いくら年利が全体的に右肩上がりだと言われても、資産が目減りした時にも同じように資産を取り崩せる度胸があるのかって話です。
その点、高配当株なら強制的に配当金が貰えるので、精神的な負担も減るかもしれません。
そんな時、私の抱えてる悩みにドンピシャな動画を見つけたので紹介します。

高配当株投資をする理由がおかしい件【インデックス投資の出口戦略は簡単】

前置きと結論

インデックス投資の出口戦略は一番簡単です。
先日ツイッターとYouTubeのコミュニティ欄でこんな投稿をしました。

「インデックス投資は出口で売却するのが心理的に難しいから高配当株投資してます」
どうしても理解できない
・投資なら定額売却設定すれば自動で好きな額を取り崩せるから便利じゃない
・お金がないなら取り崩す以外ないけど餓死するの?
・配当で足りない月に高配当株は売却できるの?

たまたまかもしれませんがインデックス投資は売却が難しいから高配当株投資してるって意見をいくつか見かけたので、直接ではないですが疑問を投げ掛けた感じです。
誤解しないで欲しいのは、このツイートは別に高配当株投資を批判してるわけではありません、高配当株投資をする理由がおかしくない?って話です。

純粋に疑問なんですよね、本当に今、資産形成してる人でインデックス投資の出口戦略が心理的負担になると思ってる人がいるなら、動画主が一対一でカウンセリングして、そう考える理由をじっくり聞きたいくらい疑問です。
高配当株投資する理由って色々あると思います。
「これからは高配当バリュー株全盛の時代が来てインデックスよりリターンが高まると思うから投資してます」とか「暴落時のリスクがインデックスより低そうだから投資してます」とか「銘柄選びが楽しいから投資してます」とかなら結果的に考えが正しくなるか別として理解できます。
ただ「定期的なキャッシュフローが欲しいから」とか「インデックス投資は心理的に売却が難しいから」って理由は何か勘違いしてたり、影響力の強いインフルエンサーが誰かが言っていた言葉に洗脳されてるだけだと思います。
今回はインデックスとしては売却が難しいから高配当株投資をするっていう考え方が不思議だと思う理由をまとめます。

定期売却サービス

理由1・投資信託なら定額売却設定すれば自動的に取り崩せる。

現在インデックス投資はメインで行ってる投資家は大体SBI証券が楽天証券を利用してる人が多いと思います。
どちらの証券会社も投資信託の定期売却サービスがあります。
これは金額と日にちの設定を行うことで毎月決まった金額だけ売却できるサービスです、
動画主が保有してる投資信託を毎月15日に10万円分売却して現金化するみたいに自動化できるんですね。
SBI証券はまだ定額指定しか出来ませんが、楽天証券は毎月何日に何%分売却するみたいな定率指定も出来ます。
自動的に売却できる設定にすれば売却の心理的負担なんてなくないですか?
「高配当株は配当金が自動的に入ってきて自分で売却しなくていいからインデックス投資より楽だ」って思ってる人がいるかもしれないですが実際の所、投資信託を利用したインデックスでも同じようなことが可能です。
とは言え強制的に払い出される配当金と違って定期売却サービスは手動で設定できるから資産が目減りするのが嫌で、つい売却設定を解除するかもしれないじゃないかって意見もあるかもしれません。

お金がなければ取り崩すしかない

それに対しては理由の2、お金がないなら心理的に嫌もクソもなく取り崩す以外に選択肢はない。
正直な所、動画主はインデックス投資の現実の出口戦略は「必要な時に必要な分だけ取り崩す」だと思ってます
仮に心理的に売却がしたくなくて定期売却設定を解除しても、それで生活できてるなら別にいいじゃんって感じです。
もし現金が全くなくなって口座にお金を入れないと水道、電気、ガスが止められるって状態で食材もなくてお腹が空いてますって状態で「うわーどうしよう、それでもインデックス投信だけは取り崩したくないんだ」って人は多分、何かの病気なので病院に行ってください。
インデックス投信なんて「残高が変動する預金」くらいの感じで考えれば良いと個人的に思ってます。
ちなみにインデックス投資してる人の中にも4%ルールを参考にして総資産の割合から毎年いくら取り崩すとか決めてる人がいますが、実際は必要な時に必要な分だけ取り崩せばそれで良いと思います。
4%は「シミュレーションするために固定してる数字」であって現実世界では毎月毎年の必要な金額って結構違いますよね?
ルールに従ってたら全く必要のないお金をいちいち現金化して貯金が増えるケースが多い気がするので固定費とかの絶対に必要になりそうな金額だけは定期売却設定して、後は支出が多い時だけスポットで売却する方が現実的ではないでしょうか?

高配当株の売却は難しい

ちょっと話は逸れましたが「インデックス投資は売却が難しいから高配当株投資してる
」と言うのが理解できない理由その3、高配当株も売却する時の方が心理的な負担は大きいと思う。
意見を見てると「インデックスの売却が難しいから高配当株してる」って人か高配当株は売却しないで生活できる前提で考える気がします。
でも実際の所、高配当株は「減配」することもあるし「インフレリスク」とか「長生きリスク」も考えると売却しなければいけない場面が出てくる可能性は大いにあります。

そもそも配当金の金額とか貰う時期は自分でコントロールできません。
例えば「7月と8月はちょっと配当金少ないんだよな」って人が同時期に止むを得ない事情で資質が多くなったりしたら、やっぱり高配当株を売却する必要性が出てきます。
まずは手持ちの高配当株の中からどれを売却するか考えなければいけませんよね?
利回りが低いのを売るか、いやセクターのバランスを考えるとこっちか、いや業績が落ちてるこの銘柄を売った方が良いだろう、でも今後の社会情勢を考えるとこっちか、いや待て保有割合で考えるとこっちを売った方が、みたいな感じで結構考えることは多いです。
そして銘柄を決めても「インデックスの売却が心理的に難しい」と考えてる人が金の卵を生み出してくれている高配当株の売却をストレスなく行えるんでしょうか?
最初から取り崩す前提のインデックス投信と、売却する予定はなかったけど減配や必要なお金が増えた関係で売らざるを得ない高配当株、どちらが売却する時の心理的な負担が大きいかは明白です。
インデックス投資は暴落して資産が目減りした時に取り崩すのが精神的に不安になりそうな気持ちは同主も分かります、インデックスを取り崩しシミュレーションを行った過去の動画では歴史的な大暴落を食らって運用資産が大きく目減りすると想像以上に資産が増えなくなり、最終的に枯渇するケースもあることに言及してます。
ただ、そこまでの歴史的な大暴落を食らったら高配当株も減配されて想定どおりのインカムゲインを得られなくなる可能性も高いです。
暴落時のリスクが大きいのはインデックス投資の可能性は高いですが、高配当株なら売却することはないとか、売却するのに心理的負担が少ないわけではありません。
もし誰かが言ってた「インデックスは出口が難しい」って固定観念に囚われてる人がいたら「本当にインデックス投資の出口戦略は難しいのか」そして「高配当の出口戦力は本当に簡単なのか」一度立ち止まって良く考えてください。

動画主自身の話をするとインデックス投資をメインで行ってて高配当株は保有してません、そして金融資産が5000万円くらいあって会社を辞めてサイドFIREしてます。
現在はYouTubeとかの収入が支出より多い上、残してる現金もあるので、まだインデックスを取り崩すフェーズには突入してません。
それでも資産形成を始めたばかりの人と比べたら圧倒的に出口に近い位置にいると思います。
そして動画主は「節約マスクのお金の話」ってチャンネル名にするくらい節約が好きで基本的にはお金を使うことにかなり慎重です。
100円ショップの商品を買う時もいちいちその場でスマホで検索して使った人の感想を見てから購入するくらいです。
お金に対してシビアに考えていて出口にも近い動画主が「インデックスの売却は難しくない」って主張してることは理解しておいて欲しいと思います。

出口に関する考察と妄想

この話に関連のある将来的な妄想の話をします。
動画主はインデックス投資の出口戦略は多くの人が取り崩しを始めると考えられる10年後とか20年後にはもっと楽になってるんじゃないかなと考えてます。
投資を長くやってきた人が何となく感じてるかもしれないですが、ここ6年くらいで超低コストで有料な投資信託が生まれたことで、個別株やETFはガチでインデックスを上回ろうとしてる本気の投資家か、投資を趣味で楽しむ人しか買わない商品になりそうな気がします。
そんなカテゴリー分けがどんどん進めば個別株やETFは売却のタイミングとかも考えなければいけない商品、投資信託は売却とか考えず現金とかと同じような感覚で使える商品って感じになるので、むしろ売却の心理的負担は個別株とかETFにしか存在しない概念になっていくかもしれません。
今回の動画の趣旨に合わせて都合の良い動画主の妄想を展開してるだけなので、だから投資信託がオススメってわけではありません。
ただ現時点で私達が想像してる出口戦略とはちょっと違う出口も将来的には生まれてるかもしれないって話です。
高配当株投資をするか迷ってる人の参考になれば嬉しいです。

「高配当株投資をする理由がおかしい件【インデックス投資の出口戦略は簡単」雑感

高配当株も高配当株でリスクがあるので、悩み所ですね。
言うまでもなくインデックスにも、貯金にもリスクがあるわけで。
「投資信託は残高の変わる貯金」って説明には納得しました。
新NISAで底辺セミリタイアするには、それなりの度胸が必要みたいです。

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