3000万円なら底辺セミリタイアは余裕です!

セミリタイアする方法

私は(ギリギリ用意できる)新NISAの生涯投資枠、1800万円で底辺セミリタイアする予定ですが、もう少し資金に余裕がある方、例えば3000万円で底辺セミリタイアする事例も見てみましょう。
さすがに1億円は無理でも、3000万円の資金ならまだ現実味がある数字だと思います。

「ぱせいお(東大卒会計士)の投資チャンネル」さんの動画です。

【最速FIRE】3000万円でもFIREは可能【FIRE セミリタイア 早期退職 サイドFIRE コーストFIRE】

3,000万円最速でFIREと言うテーマで話します。
FIREに憧れるけどハードル高すぎて無理だよ、って思ってる方が多いんじゃないでしょうか.
確かに一般にFIREって1億円くらいの大金を貯めるのが目安で、かなりハードルが高いですよね。
そんな疑問にお答えすべく、実際はそんな一般の目安とされてる1億円より少ない金額でFIREした動画主が1億円なくてもFIREできるのか、例えば3000万円でFIREできるのか解説します。
FIREのハードルの高さに諦めかけてた人も、もう少しFIREを身近に感じたり自分に合ったFIREの形を見つけるためのヒントになると思うので、是非最後までご覧ください。

本日の目次です。
一般的なFIREは1億円って話をして、次に1億円は無理でも3000万円なら貯められるって話、そして最後に資産3000万円でサイドFIREやコーストFIREって順です。

一般的なFIREは1億円!

3000万での最速FIREを見る前に、一般的なFIREの話です。
FIRって言葉、ご存知の方も多いとは思いますが、これはファイナンシャル・インディペンデンス・リタイア・アーリーって英語の頭文字を取った造語で、日本語にすると経済的に自立して早期退職しようって考え方、ライフスタイルです。

では、どうすればFIREできるのかと言うと、貯めたお金を投資に回すことで生活費以上の資産収入を得られれば働かずとも生きていけるわけです。
では投資によって資産からどれぐらいの割合で収入が得られるかと言うと「4%ルール」と言う、アメリカの賢い人たちが研究した結果、株式などで資産運用した場合も等の運用額の4%に相当する金額なら毎年それを売却して取り崩し続けても長い間、元の資産を枯渇させず維持できる可能性が高いってものです。
実際、過去の株価は長期的には経済成長に合わせて平均して年率7%ほど上昇してるので、それより低い4%の取り崩しなら確かに十分元本を維持できるイメージが湧きますよね、これが「4%ルール」です。

じゃあ4%ルールに従うとFIREするにはどれくらいの資産が必要かと言うと、一般に1億円と言われていて、1億円の4%は400万円なので毎年安定的に400万円の資産収入が期待できます。
400万円を12ヵ月で割ると33万円で、住んでる地域や家族構成にも寄りますが、これくらい毎月収入があれば働かなくても十分生きていけそうですよね。
そんな理由でFIREの一つの目安として1億円って言われてます。
こう聞くと理屈は分かったけど1億円は無理だよ、結局FIREなんて無理なのかな、結局定年までサラリーマンなのかな、とほとんどの方が思ってしまいますよね。

そこで次の章からそのハードルを少し下げられないかと言うことで、いよいよ今日の本題、最速FIREの話に入ります。

1億円は無理でも3000万円なら貯められる!

ハードルをググッと下げて1億円ではなく3000万円でFIREできないかを考えます。

なぜ3000万円にしたかと言うと野村総合研究所が実施したマーケットの分類と言う調査では日本の各世帯を保有している金融資産ごとに上から「超富裕層」「富裕層」「準富裕層」「アッパーマス層」そして「マス層」の5つに分類してて、資産3000万円が一番下のマス層とその次のアッパーマス層を分ける一番最初の壁なので、3000万円はマス層の方が資産形成を始める際に最初に意識する目標になります。

とは言え3000万円もまだまだハードル高そうだと思う方もいるかも知れませんので資産形成シミュレーションしたいと思います。
例えば毎月10万円貯金できれば投資で過去平均と同様に年率7%で運用できれば3000万円は約15年で到達できる水準ではあります。

資産形成初心者の方にとって、いきなり月10万円投資って言われてもそんなにお金ないよって思われるかもしれませんが、FIREを目指したいと頑張って取り組めば一般的な人でもボーナスがあれば使い道を見直したり、副業で稼ぐ力を鍛えたり、家賃や保険やスマホ代など固定費の見直しなどの節約で月10万円の投資は何とか可能な水準です。
なのでFIREを目指したいと思ったら是非月10万円の投資から取り組んでみてください。
あなたがまだ20代なら3000万円は30代のうちに到達も可能な水準ではあります。

マス層から脱却できるちょうど良いラインであり、一般的な人でも15年ほどで目指せる水準「3000万円」って数字を使って、次の章から3000万円溜まったとしてFIREしたらどうなるか解説します。

資産3000万円でサイドFIRE!

資産3000万円でFIREした場合のシミュレーションがこちらです。
最初に見たとおりFIRE後に安定的に見込める資産収入「4%ルール」に従って考えると試算3000万円の場合、4%なので年間120万円の資産収入が期待できます。
月に直すと毎月10万円で、確かにこれだけで暮らすのは結構厳しい人が多いが、とは言え何もしなくても勝手に入ってくる不労所得が月10万円あるのは結構大きいです。
月10万円も不労所得があればフルタイムのサラリーマンのように必死に働かなくても、例えば週3のアルバイトをしても10万円、軽めの労働で稼げば毎月20万円のお金が入るので十分暮らしていけそうですよね。

確かに本来のFIREは「退職して働かずに暮らしていく」ものなので、これじゃまだまだ働いてるじゃん、FIREじゃないじゃんって感じかもしれませんが完全FIREの位置に到達するためには1億円貯まるまで、まだ何十年もずっとサラリーマンとして働き続けないといけないのを考えると週3のアルバイトみたいな軽い労働だけで暮らせるのは選択肢として考えてもみても良いライフスタイルですよね。

実際ご存知の方も多いと思いますが「サイドFIRE」と呼ばれるFIREの1スタイルで、生活の一部は資産収入で賄いつつ、足りない部分は軽めの労働収入で補うスタイルで、労働収入を組み合わせるので達成までのハードルが低いです。
もちろん完全退職はできませんが、それでもフルタイムで働かなくて良いので例えばとにかく今のサラリーマンとしての生活がしんどいって人にはサイドFIREで人生の満足度を上げられると思います。

と言うことで3000万円だと完全FIREは厳しくても「サイドFIRE」と言うスタイルまで含めて考えれば3000万でもはや十分可能そうですよね。
とは言え資産3000万だと安定的に見込める資産収入は月10万円か、これだとまだまだ不安だなぁと感じる方もいますよね。
それでも今のフルタイムのサラリーマンから早く脱出したいと思ってる方に最後の章で別のFIREの形式を紹介します。
それが「コーストFIRE」です。

資産3000万円でコーストFIRE!

先ほどのサイドFIREはかなり知名度がありますが、このコーストFIREはまだご存じない方も多いのではないでしょうか?
個人的には結構気に入ってて動画主もこのFIREの形に結構近いのかなと思ってます。

このコーストFIREって何かと言うとまず最初のシミュレーションのとおり10年ちょっとで何とか3000万の資産を作って、一度3000万程度まとまった資産を築いた後はフルタイムのサラリーマンから退職してアルバイトや派遣や個人事業など軽めの労働にシフトして、それ以降は資産の追加投資はしない代わりに取り崩しもせず、生活費は軽めの労働から労働収入で賄いつつ元本はそのまま運用し続けます。

先ほどのサイドFIREは週3だけアルバイトをして月10万円稼げば良かったんですがコーストFIREとなると月20万生活費が掛かるなら月20万円だけ労働収入で稼ぐ必要があります。
例えばアルバイトを掛け持ちしたり、アルバイトに加えてちょっとした個人事業をしたい、あるいは夫婦二人でアルバイトするイメージです。

そう聞くと「それじゃFIREって言うよりただのフリーターじゃん」って思う方もいるかもしれませんが、微妙にフリーターと違います、と言うのもフリーターって「軽めの労働で暮らしてて自由でいいなー」って思う反面、貯金がなくて不安定な方もいますよね。
そこがコーストFIREがフリーターと違う所で、コーストFIREの人は「フリーターみたいな生活してるけど子どもの教育費とか老後費用とか大丈夫?」って聞かれても「大丈夫だよ、もう種銭は準備完了してて、後は勝手に太らせている所だから、それまで自分達が今増える分だけ稼げば良いのさ」って言えます、パッと見遊んでるだけなのに実は内面めっちゃ真面目みたいな感じで、こう聞くとコーストFIRE良さそうですよね。

ちなみにコーストFIREの「コースト」どんな意味か気になってる人もいると思うので少し話すと、ゴールドコーストなんて言葉から連想されるようにコーストって言葉は海岸って意味で一般に使われる英単語ですが、他にも「惰性で進む」って意味もあります。
つまり一旦資産をガーッと作ってしまって、後は入金せず運用で何となく惰性で太らせるイメージで、なかなか良いネーミングですよね、これがコーストFIREです。

では皆さん気になる「本当に3000万で大丈夫なのか?」のシミュレーションを見せて終わりたいと思います。

その結果がこちらで、すでにある3000万を初期投資として入力して、その後の生活費分は軽い労働で稼ぐので取り崩しはしないけど、逆に生活費以上にも稼がないので追加投資も一切しないので毎月の積立額はゼロにしてます。
この状態で後はただ元本を年利7%で運用し続ける前提で入力すると、何と10年で倍の6千万円、そして20年がさらに倍の1.2億円まで資産が入金なく勝手に太っていく、凄いですよね。

資産が10年で倍々になるのが夢がありますよね、夢があるって言いましたが、実は過去の平均的なリターン7%は現実的な数字での選定なので驚きの結果ですよね。
なのでコーストFIREというのはパッと見は自転車操業のフリーターと同じように見えて、実は裏で物凄い雪だるまが膨らんでいる感じです。

もちろん雪だるまが育ち切るには10年、20年掛かりますが、その間はもうこれ以上貯金しなくて良いので文字通り、気楽に食う分だけ稼ぐ自転車操業で過ごせば良いので、かなりゆとりのある人生って感じですよね。

とは言え、結局労働してたらFIREじゃなくないって思われる方もいるかも知れませんので最後コーストFIREの位置付けを整理します。

始めの資産形成期は生活費以上に、将来のために貯金をしないと、フルタイムで必死に働いてる状態です。
そして、ある程度の種銭が作れたらフルタイムの仕事は退職して、軽めの労働で済ませる状態がコーストFIREです。
そしてその間、資産は凄い勢いで増えていくので、いつかその軽めの労働さえ不要になるタイミングが来るわけで、そうなれば完全FIREに移行も出来ます。
つまりコーストFIREはそのスタイル自体がもう十分気楽で楽しいステージで、しかもその後はしばらくしたら何の努力もなく完全FIREに移行できる、そんな移行期間でもある状態がコーストFIREです。

もし始めに話したような「FIREのために一億円が必要です」って内容しか知らないとFIREなんでさっさと諦めてもし今の仕事が嫌いでも今の生活や将来のことを考えてサラリーマンを続けてたかもしれませんが「コーストFIRE」を知ると3000万さえ貯められれば大きく人生を変えられると思えて「頑張ってみよう」って思えるんじゃないでしょうか?

実際、動画主も元々は1億円でのFIREを目指してましたが半分の5000万の段階で退職して、今は個人事業で生活費を稼ぎながら資産を太らせてる状況です。
サラリーマン時代にはできなかったような新しい経験を若いうちからできるので個人的にはこのコーストFIREとってもオススメです。

まとめ

まず始めに「一般的なFIREは1億円」ってことで、4%ルールによれば完全FIREの目安は1億円だけど、この目標が遠すぎるって話、2番目が「1億円は無理でも3000万円は貯めれるの実際シミュレーションで月10万円の入金を15年続ければ3000万円を作れるよ」って見ました、3つ目「資産3000万でサイドFIRE、3000万でも資産収入は月10万円を得られるので、あと足りない分だけ軽い労働で稼ぐのも立派なFIREだから、もうちょっと気楽に考えよう」って話、最後が本題「資産3000万でコーストFIRE、入金しなくても放っておく10年で倍になるので、3000万円貯めてしまえば軽めの労働にシフトして生活費だけ稼ぐ気楽な生活を送れば十分最高ですし、気づけば完全FIREにもなっていく」って4つに分けて話しました。

FIREって聞くと「最初から完全FIREを目指さなきゃ」って考える方もいるかもしれませんが、別にそんな事はなく少しずつダウンシフトしながら自分の理想の形にちょっとずつ持っていく、そんな風に気楽に考えても良いんじゃないかなと思います。

【最速FIRE】3000万円でもFIREは可能「雑感」

人から見たら非正規、フリーターでも裏では老後対策もバッチリ…憧れます。
1800万円を5年掛けて新NISAにぶち込んだ後も、3000万円に増えるまで待ってみるのも手かもしれません。
(自分の年齢も考えると、あんまり時間的な余裕もありませんが)

唯一の懸念点ですが「年利7%」で見積もってる点ですかね、4%ルールですら個人的に眉をひそめてるのに、7%なんてアテにしちゃいけない数字です。
(詳しくは「4%ルールの「嘘」投資信託の取り崩しは破綻まっしぐら?」をご覧ください、これも「ぱせいお(東大卒会計士)の投資チャンネル」さんの動画です)

あとは足りない分の生活費をアルバイトで食い繋ぐにしても、中高年でも果たして働き口があるのかも悩み所です。
それでも別にフルタイム限定じゃなくて済むなら、まだ融通が利くのかな…とも考えてます。

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