40歳なら貯金1000万円+月10万円生活で低資金セミリタイア出来る、だって?

セミリタイアする方法

セミリタイアに関する情報を漁っていたら、こんな動画が見つかったので吟味したいと思います。

低資金、少ない貯金額で草食系で物欲もなく結婚願望もなく子供を授かりたいと思わないあらゆる点であんまりお金の必要ない人間がセミリタイア生活を維持継続して、それで老後のお金もまったく不安がなくなるっていう要素で必要な条件は2つだと個人的には思っている。

老後も安心して低資金セミリタイアする条件

条件1・40歳まで貯金1000万円達成
条件2・毎月10万円で生活できるスキル
(全く無理する感覚なく、生活費+税金の支払い、健康保険や保険業も含めて)

この2つの能力があれば低資金でのセミリタイヤは全然OK。
最も楽に生きるための方法なんじゃないかって一つの考え方、あくまで仮説だけど、ある一定の根拠を提示します。

時給単価を上げて最低限の労働に抑える

労働に関しては散々申し上げたとおり、時給単価を上げて労働時間に関しては最低限の労働に抑える。
時給単価に関しては地元のアルバイト等ではなかなか時給が上がらない、一つ例を挙げると「非常にオススメですよ」って多くの人から教えてもらったけど、例えばベネッセの訪問介護の時給実態、あくまで参考程度だけど、東京都23区の身体介護なら平日の時給は2330円、土日祝日の時給は3100円。
でも恐らく時間的な兼ね合いを含めると時給2000円を超える所を選べるのはリアルで、実際にそう言う人は沢山いる。
実は自分達があまり考えてない業界にお金を稼げるチャンスが結構転がってる。

ギグワークや個人事業の収益化も狙う

他にもウーバーイーツ等やwebライティング等のギグワークも発展してきて、ネットを通してみればお金を稼げるって言う人も増えてきた。
ギグワークや訪問介護の時給形態を調べると短時間の労働で時給単価が結構上がりやすい所は結構ある。
ピンポイントに考えれば平均時給単価1日の労働時間が短くても平均時給が1500円だったら週15時間程度、1日3時間×週5日労働でOK。
平均時給がもし2000円前後まで上がるなら週12時間労働でOK。

週6日で1日2時間、これだけの労働で実は合計で10万円届く。
10万円で、税金だとか生活だとか諸々全部払った上でこの最低での労働だけで済むって考えたらメチャクチャすごい。

最低限の労働をした後、プラスアルファで個人事業での収益化を絶対にしなくちゃいけない、これだけは絶対に必要。

空いた時間でダラダラと個人事業で収益化する、1年で結果出すとかじゃなくて数年間のスパンで。
(ダラダラが必要で、ダラダラしなかったらただのフリーランスと同じ)
焦らなくていい、自分を追い詰めるのは良くないけど必ず個人事業で自分なりのメディアを立ち上げたり、自分のスキル、プログラミングでも何でもいい、下手くそでも何でも自分の力だけでお金を稼ぐのを同時並列的に、趣味の一環でも何でもいいから必ずやること。
貪欲に自分のスキルがお金になるかどうかを確認していくっていうのは絶対に必要で、自分なりにどんどん行動していかなくちゃいけない。
あまり関わってない業界にもいくらでも選択肢はあるので、情報には目を光らせて行った方がいい。

老後資金も課題の一つで、低資金セミリタイアの大前提として老後資金はもうちゃんきちんと貯める必要がある。
「老後資金2000万問題」が一時期話題になったけど、老後資金2000万貯められたら低資金セミリタイア、月10万円で生活することが当たり前な人に対してはまったく問題ない。

会社員の定年が65歳と仮定して25年間あるとして、毎月の積立投資で銘柄は言及しないけど金融庁が定義してる一般的な成長率、非常に一般的なリターン運用利回りである「3%」の成長率っていうことを考えた時、初期投資が1000万円掛かる。

40歳1000万の根拠

仮に40歳時点で目先の貯金以外に1000万があった場合、毎月本当にチリツモで1万円だけ投資すれば初期投資の大きさから積立期間25年で将来の運用資産は65歳時点で2500万円になる上、の2500万円以上より稼げる可能性もめちゃくちゃある。
稼げない可能性もあるけど色んな事を考えた上でシンプルに超えるはず、譲歩しても1500万円は絶対超える。
将来の投資計画、それこそ低資金セミリタイア、あんまりお金の持っていない凡人の投資計画としては正直最高レベルに素晴らしいものだと思う。

初期投資額を1000万円に設定した場合)25年間毎月の積立投資は1万円でいい。

結局のところ40歳1000万の根拠って結局ここにあって、低資金で毎月あんまりお金を使わない人が老後資金2000万円を貯めて、きちんと死ぬまでにお金を使い切るのを前提にするなら結局40歳時点で1000万円あったら一番良いってリアルな話。

40歳で1000万なくても結局の所、毎月の積立金額を一万から二万、三万にするだけ変わってくる。
結局、前後で解決する方法はいくらでもあるけど、40歳で初期投資1000万円ぶっ込めたら楽。

月10万円の根拠

月10万円の生活モデルだと年間で120万円、この中には税金だとか諸々含まれている。
生活費5万円、税金1.5万円、投資は積み立てnisa満額3.3万、合計10万円ですべてok。
これはあくまで例で、これを達成している人は実際いるけど、厳密に言うとあのこれは生活費5万円以内で達成できる人は少ないし動画主も達成できてない。
何故なら家賃が無理だから、生活費に5万円はさすが無理、将来的に達成できる人はいると思うけど普遍的ではない。

でも40歳で積立投資1000万円っていう前の条件をクリアした人なら、積み立て投資1万円で済むので、税金や生活費など諸々含めて、投資金額10000円と想定するなら10万円前後でも、家賃は比較的安い3万から4万のアパートや中古マンションに住むのを想定して、40歳で投資金額に1000万ぶっ込めるなら月々の投資金額は少なくなるので、合計10万円ですべてOKって理屈。

恐らく大体の一人暮らし生活費の半分以下の支出で済んでるので、月10万円の生活に慣れていて辛いと思わない生活モデルを確立している人はマジで普通の生活でお金に困らない。
(非常に不確定要素がめちゃくちゃにデカいので)収入を上げるのではなくで支出を減らす方が結局個人の個人は細々と生きていく上ではリターンがめちゃくちゃ大きい。
プラスアルファ月10万円を確保した上で、それ以外の個人事業はもっと稼げる可能性もある、これが長所になる。

問題点は固定費をいかに削るのか、特に家賃に関しては、月10万円生活の中では非常に大きいので住居問題は難題。
当然だけど月4万円の家賃だったら月1万円減らして月3万円に出来ないかって言うことを考えるのが一番いい。
(他にも中古マンションを買ったり等の選択をする人も中には居ると思う)
一概に正解は言えなけど結局のところ月10万円生活のモデルっていうのはざっくり言えばこんな感じ。

最初に労働、バイトの時給単価を上げる。
二つ目に40歳で貯金1000万貯められたら勝ち確。
月10万円生活が合わさってたら、さらに勝ち確。
二つの条件が当てはまってたら相乗効果でめちゃくちゃお金の心配がなくなるって話

やっぱり大切なことは固定費を見直すというのが非常に大事、特に家賃は大切だし、家賃を見直すことがなかなか難しい人がいる。
特に会社員とがサラリーマンの人でなんて家に帰るだけなのに良いマンション住んでるの?って人が結構多い。

時給単価を上げる努力も必要。

だけど2つの条件をクリアしている人っていうのは正直少ない。

ツイッターで「40歳で1000万とか当たり前じゃん」とか主観的な意見は完全抜きにして、客観的なデータ、調査されているデータをきちんと見ると40歳で貯金1000万なんて一人暮らし世帯でも平均値で到達していない、現実的には非常に厳しい、難しいって言う話ではある。
ただ40歳で貯金1000万円貯められてるなら(月10万円生活がもしう可能なら)ほとんど働かなくていい、月2時間3時間ダラダラと働いてって言うのが当たり前になってくる。

結局「勇気」がなかったら出来ない。
40歳でいくら貯金千万があってモチベーション高くセミリタイヤ動画を毎日見て月10万円生活が日常的に当たり前であっても会社辞める勇気がなかったら一生出来ないなってまざまざと思う。

色んな仮定や仮説を考えるけど「あなたは自分を信じて結局会社辞められるの?」って言うのが全てのような気がする。

僕なんかより遥かにセミリタイアする条件が揃っていて、お金も沢山持っていて、毎日会社を辞めたいと思っている人はこの世の中に沢山いる。
僕もあの会社辞めたいとか仕事行きたくないっていう気持ちは日本社会の中で相当上位な人間だと思う。
とは言え僕以上にお金持ってて会社辞めたい、しんどいって毎日思っている人は沢山いるけど、その人が辞めているかと言うと辞めてはいない。

結局、40歳50歳60歳になっても会社しんどいな、なんでこんなことで生きてるんだろうだとかそんなことを思いながら会社を辞めない人がマジョリティーなので結局の所、様々な仮説を立てて自分には出来ると心から信じて新しい生活に飛び込んでいくその信念を愛して、結局自分を信じて、お金を貰ってきた会社を辞めらるのかって言うのが結局、最大の問題。
FIREは「できるからする」ではなく「したいからする」もの。

40歳貯金1000万円+月10万円生活で低資金セミリタイア達成!に対する懸念点

最初はバイトに関してです。
いくら高時給だからと言っても、安易に介護業界へ飛び込めるか、って言うのが疑問です。
それこそセミリタイアしたい人達って「嫌いな仕事をしたくない」からセミリタイアしたいわけで。
それだけ需要があるって言うのは分かるけど、まず資格なり経験が必要だったり、人間相手の仕事なので精神的に疲弊して大変かもしれません。

どうしても介護職が嫌なら他に時給が高い仕事を探すしかない、って言われたら何も言い返せませんが。

後は個人事業に関しても問題大ありです。
個人事業でたった一円でも収益を生み出すのがどれだけ難しいことか、全然考慮に入れていません。
それこそ「空いた時間でダラダラと」なんて甘っちょろい感覚で出来るような代物ではありません。
たとえフルタイムで勤めている人達と比べて時間が有り余っていても。

仮に貯金が1000万円貯まっていても、丸々「投資資金」に回す必要もあり、いくら将来的に右肩上がりだと言われても、なかなか勇気がいります。

生活費を10万円に抑えるのも、人によっては難しいかもしれません。
特にフルタイムで働いている人なんかは毎日自炊するのも難しかったり、通勤時間を短縮するために家賃の高い場所に住まざるを得なかったり、その他諸々。
それでも「節約」に関しては、底辺セミリタイアを達成するには絶対にやらなければいけないんですけどね……

ここまで批判を繰り返してましたが、実は「40歳で貯金1000万円+月10万円生活で低資金セミリタイアしている人」が実在してるみたいなんです。
詳しくは「貯金1000万円+月10万円生活で低資金セミリタイアしてる人が実際に存在した!?」をご覧ください。

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