「底辺セミリタイアにおすすめなアルバイトn選」にて、底辺セミリタイアにオススメなバイトの一つとして「ポスティング・チラシ配り」を挙げてみました。
全体的な概要ですが、おさらいすると以下のような感じです。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトの概要
- 歩合性と時給制の二種類ある
- 基本的な仕事内容はポストにチラシを投函するだけ
- 人と接することなく自分のペースで黙々と働ける
- 真夏や真冬など、極端に暑い時期や寒い時期は過酷
実態はどうなのかと探ってみたら、実際にポスティングの仕事をしている方の動画を見つけたので紹介したいと思います。
どうやら動画主は元々、自営業を長年営んでいたらしく、元自営業ゆえの問題を踏まえた上でポスティングの仕事について語ってくれています。
事前情報のとおり様々な給与形態があり、オーソドックスなのは1枚5円くらいの歩合給、出来高給で、時給制の場合は最低賃金くらいが相場でGPSを持たされるケースもあるようです。
都内・都心なら歩きが便利で、ちょっと離れると自転車やバイクで配ったり、中には車で配るケースもあるとか。
ポスティングの仕事を始めるにあたって心配していた「キレる・怒るような人」ですが、どうやらポスティング会社が事前に把握しているらしく、禁止されているポストにさえ投函さえしなければ心配はほとんどないようです。
チラシってどうしても「邪魔者扱い」されがちなので、下手なクレームに巻き込まれないのは助かりますね。
ポスティングのバイトのメリットですが、やはり一人で黙々と気楽に、気ままに働ける点で、動画主も「何にも代えがたい」魅力の一つだと語っています。
今まで自営業で勤めてきたせいで上司に指図や指摘、ダメ出しされたら堪えられない、精神的に持たない自称「社会不適合者」にもオススメの仕事みたいです。
仕事上で人間関係に悩まされず済むのは「楽」な点の一つですね。
身体を動かす仕事なので健康に良く、昼飯のタイミングも自分で決められるのもポイントです。
デメリットですが、やはり給料が安いのが難点みたいで余った時間で配る場合なら時給換算すると500円~1000円程度、がっつり稼げるような仕事ではないようです。
一時間無理して働けば時給もその分増えますが、均等なペースで5時間、6時間働くと考えると無理が出るので厳しいと語っています。40代ならそんなもんだ、と動画主も割り切っているみたいです。
別の方の動画も二本まとめて紹介します。
今回の動画主はどうも「不安障害、パニック障害」を抱えているらしく「ポスティングしませんか」と言うチラシがポスティングされたのが仕事をするきっかけで「これならやれるな」と思って仕事を始めた結果、かれこれ5年も続けているみたいです。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトの仕事の流れ(歩合制の場合)
仕事の流れですが、以下のような流れです。
- 電話連絡
- 地図確認
- 現場移動
- 配布
- 電話報告
会社に電話登録して、地図の確認、配布禁止と配布希望を確認、歩きながらポストに入れて配る、最後に「終わります」と会社に連絡して業務終了。
ポスティングで働いている人は基本的にはおじいちゃんが多く、たまに同年代(30代)の人もいるようです。
お年寄り、ご年配の方でもこなせる仕事、と言う意味では「楽な仕事」の一つなのでしょう。
不安障害・パニック障害を持っている人には自信を持ってオススメ出来る仕事らしく、外に出るきっかけになる上に反復運動がメンタル疾患に良いので相性も良く、散歩ついでにお金を稼げるのがメリットだそうです。
働きたいけど一歩が出ない人にオススメな選択肢の一つです。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトの勤務時間(歩合制の場合)
勤務時間ですが大体4時間~5時間、量が少ない時は2時間。
個人で仕事を請け負っている関係上、始業時間や終了時間、働く時間や休憩時間、やる量も自分の裁量で決められるので常に自分のペースを保てて、仕事もやり易いようです。
配布物によっても単価が変わるらしく、基本的には1枚2.5円~5.5円辺りが相場、冊子の場合は高くて、最高で30円になるようです。
(別々の配布物を同時に配る「併配」の場合、片方の単価が0.5円~1円程度になる場合もあるので注意が必要)
給料面・報酬面ですが最高で10万円弱、最低2万5千円辺り。
1時間で配布できる数は一戸建て多めだと250件、一戸建て・アパート半々だと350件、マンション大集合の場合は1000件なので、時給換算すると低くて800円、マンション大集合だと2000円~3000円、トータルの平均時給は1000円程度になるようです。
会社と業務委託を結んで仕事しているので、あくまでも会社から依頼されて初めて成り立ちます。
仕事を受ける受けないはあくまで「自分次第」な上、どんなにガッツリ稼ぎたくても仕事を増やすのは難しい部分にも注意が必要。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトに必須な道具
- 滑り止めの指サック(ないとチラシを上手く捲れず詰む、100均だと気を抜くとすぐ破れるので注意が必要)
- ラムネ(空腹の緩和用、しんどくなったら食べる)
- エコバッグ・トートバッグ(肩に掛けて持ち運ぶ時に使う、チラシが重いと紐がブチ切れるので予備を持っておくと良い)
「あると便利な道具」
- 水分(水分補給)
- 食料(栄養補給食)
- ティッシュ(紙で指を切った場合や鼻水対策)
- タオル(汗拭き)
メリットは仕事内容がめちゃめちゃ簡単、誰にでも出来る仕事で楽な部類、特別な技術の必要がないのが魅力みたいです。
体力だけが必要だけど、やっているうちに身につくものだそうです。
反面、デメリットですが延々と外を歩き続ける仕事なので夏場は溶け死ぬほどキツいのが難点みたいです。
他にも仕事中に自転車がパンクすると、修理代などが発生するので注意が必要。
時給制のポスティングバイトの体験談も紹介します。
真夏日にポスティングの派遣に行ったようで、動画主曰く「めちゃくちゃ熱くて地獄」だったらしいです。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトの仕事の流れ(時給制の場合)
基本的な仕事の流れは
- チラシが大量に置いてある倉庫に集合
- エリアの説明、何枚持っていくかを確認しながら準備
- チラシを車に積んで3人1組で車に乗り込む
- 投函するエリアに路駐
- 各々バラバラに別れてチラシを配る
- 投函していったポストを、渡された地図にペンでマーキングして、の繰り返し
と言う感じで、小さいリュックにチラシを入れて歩きながらチラシ200枚を投函してて、かなり重たくて大変だったみたいです。
何より「炎天下の中、延々と歩き続ける」状況がだいぶ堪えたらしく、気持ち悪くて倒れそうになったり、体調を崩したせいで、仕事の過酷で涙が出そうになったようです。
さすがに熱中症対策を一切しないわけにもいかないので、自販機で飲み物を買って飲んでも構わないようですが、飲料水を手で触ると水滴が指についてチラシが濡れてしまうので、投函しながら飲むのは止めてくれ、飲んだら飲料水を一度しまって、また仕事をする感じで脱水症状は防げたけど、熱射病に掛かるのが怖かったみたいです。
2時間で200枚配り終えると別のエリアに移動して、勤務時間自体は午前8時から12時までの4時間だったのですが、それでも足が痛くなったり、チラシで肩も痛くなったり、何より熱中症で大変な思いをしたようです。
(ちなみに社員は8時間勤務らしく、一日作業するのはかなりハードみたいです)
今までの情報を総合すると……
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトのメリット
簡単に仕事にありつける
若い人からお年寄りまで、果ては自称「社会不適合者」や「パニック障害・不安障害」持ちでも仕事を任せてもらえるのがポイントです。
ちゃんと仕事をこなせば、と言う条件付きですが、引きこもり脱出の糸口にも役立ちそうです。
スケジュールを自由に決められる
基本的に「業務委託」なので始業時間、勤務時間、休憩時間、終業時間をすべて自分で決められます。
(但し時給制の場合、あらかじめスケジュールが決められているので注意が必要)
体力作りに役立つ
セミリタイア生活を送る場合、どうしても運動不足になりがちなので「ウォーキングしながらお金を稼げる」のは魅力的です。
あまり医療費を掛けたくないので、健康維持もセミリタイア生活には欠かせない要素の一つです。
ポスティング(チラシ配り)のアルバイトのデメリット
真夏や真冬はとにかく大変
例えば真夏だと炎天下の中、ずっと外を出歩くことになる上、ずっと歩き続けなければいけないので「地獄」だそうです。
全身が汗だくになるだけでなく「熱中症対策」にも気を配らないといけません。
真冬も寒い中、延々と外を出歩かなければいけないので防寒対策も欠かせません。
(真夏よりはマシかもしれませんが)
給料が安い
歩合制にしろ時給制にしろ、給与や報酬はそこまで高くないようです。
配ったチラシの枚数で稼ぎが決まるシステムで、サボった分だけ自分自身に跳ね返ってくるので、いかに効率よくチラシを配るかがカギです。
(当然、チラシの破棄はご法度なので注意)
ポスティング(チラシ配り)でギグワーク「PosG(ポスジー)」
ポスティングの仕事についてネット上で調べてみたら、どうやら最近は「ギグワーク」としても成立してるらしく「PosG(ポスジー)」なんて仕組みがあるみたいです。
全体的な流れはこんな感じです。
- 事前にメッセージで取りに行く日と時間を連絡する
- 事務所でチラシを受け取る
- 対面で配布エリアや注意点を確認
- 依頼主の指示があれば期限内に自分のペースで配布、特に指示がない場合は24時間以内、受け取ったその日に配布
- チラシ受理ボタンを押す
- 配布を開始ボタンを押す
- しっかりトラッキングしないと依頼主が怒るので忘れないよう気をつけるのと、一回の配布で充電が切れるのでモバイル充電器は絶対に持っていく必要あり
- 配布が終わったら完了報告、配布枚数を入力
- 詳細をレポート画面から入力して送信、依頼主の評価を待つだけ
- 1日で終わらない枚数だったり日を跨ぐ場合は「一時停止ボタン」「配布開始ボタン」を押す
当日の流れはこんな感じです。
- 「PosGの〇〇です」と名前を伝える
- 配布枚数、配布エリアと注意事項を確認
- 受け取り後はそのままチラシを配布しに行く
- (基本は24時間以内、数日に分けて配布も可能)
マンションには大体「ポスティングお断り」と書かれているけど、実際は投函しても構わないみたいです。
※ただし個別ポストに「ポスティングお断り」と書かれている場合はNGなので注意が必要
チラシが濡れるので雨は厳禁かと思いきや、軽い雨程度なら全然ポスティングできるようです。
アプリの使い方自体は楽でマップやルート、他の配布員と被ってないかを画面で確認して、休憩したい時は「休憩ボタン」再開する時は「配布開始ボタン」を押すだけ。
先ほども書きましたが、一回の配布で充電が切れるのでモバイル充電器は絶対に持っていく必要があります。
場所によって配布効率や大変さは変わりますが良い副業になるようです。
(ちなみに今回の動画主はバイクを使って配布していました)
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