底辺セミリタイアには宮崎県・群馬県がオススメ?

節約

底辺セミリタイアの聖地として、家賃1万円台の物件がゴロゴロある大分県杵築市が有名ですが、どうやら都道府県単位だと宮崎県や群馬県がオススメ、らしいです。
一体どうして宮崎県や群馬県が底辺セミリタイアにオススメなのか、理由を見てみましょう。

【最速FIRE】本気でFIREしたいなら絶対ここに住め!!/FIREの聖地を徹底解説!

ついに判明、FIREしたいならここに住め、FIREの聖地を解説します。
いきなりですがFIRE、セミリタイア達成したいですよね?
FIREすれば今の嫌な仕事を辞めて、自分のやりたいことに挑戦できたり自由に生活できますよね。
FIRE前は毎日朝の6時に起きて、満員電車に入られて会社に出勤してたのに、FIREした後は何時に起きたって良いです。
そんな夢のあるFIRE生活ですが一つだけ大きな欠点があり、莫大な資産が必要です。
例えば生活費20万円の方がFIREを目指そうとすると、達成するのに必要な資産が6000万円になります。
正直、世の中に6000万円も貯められる人ってどれだけの人数がいるんだって話ですよね。
このようにFIREは莫大な資産が必要なことから、実際に達成できる人もごく少数です。
そこで動画主は少しでもFIREの難易度が下がるように節約して生活費を抑えましょうと説明してきました。
特に生活費の大部分を占める家賃住居費はFIRE達成の上で最重要ポイントとして以前の動画で「大分県杵築市」の家賃1万円で住める物件を紹介しました。
動画はかなり好評でしたが、中には「家賃は安いかもしれないけど田舎からから食料品が高い」等のコメントがよく来ます。
確かに家賃が安くても、その他の食料品や日用品が高いと家賃が安いって魅力も少し落ちてしまいます。

総務省の調査

そんなことを思ってたタイミングで総務書が公表された「消費者物価地域差指」って調査を見つけました。
この調査では各都道府県の家賃や食料品、水道光熱費等、日々生活する上で掛かる生活費が全国平均と比べてどのくらい高いのか低いのかを調査してて、47都道府県で一番物価が安い、FIREに適した都道府県が分かります。
今回は調査結果を基に、どこの都道府県が一番物価が安くてFIRE適してるか解説します。

日本一物価が安い都道府県

日本で一番物価が安い都道府県は宮崎県です。
この結果を聞いて皆さんいかがでしょうか、恐らくFIREを目指す人からすると「どうせ大分県が一番物価が安いんでしょ?」と思われた方がいるはずです。
しかし大分県の物価の安さは全国で9番目で、意外にも大分県よりも物価が安い県は八県もあります。

消費者物価地域差指数とは?

では宮崎県が一番物価が安いって調査結果を説明する前に、そもそも総務省が公表している消費者物価地域差指数はどんなものか説明します。
そもそも総務省では地域別の物価を明らかにするのを目的として「消費者物価地域差指数」と呼ばれる指数を毎年作成します。
この消費者物価地域差指数は総務省曰く、各地域の物価水準を全国の物価水準100とした数値で示したもので、全国平均を基準100とした指数を地域別に作成したものだと説明してます。
ただ総務省の説明では少し分かりにくいので簡単に説明すると、日本全国の物価水準の平均を100とした場合、各都道府県の物価水準が100よりも高いと全国平均よりも物価が高い県、100より低いと物価が安い鍵になります消費者物価地域差指数はこの数値を47都道府県すべて公表して、どこの県が物価が高くて、どこの県が物価が安いのかが分かるようになって、また家賃や食料費、水道光熱費などの細かい項目ごとの数値も出してます。
この調査では各都道府県の家賃や食料費、水道光熱費など日々生活する上で掛かる生活費が全国平均と比べてどのくらい高いのか低いのかを調査してるため、47都道府県で一番物価が安い、FIREに適した県が分かります。
今回はこの調査結果を元に、どの都道府県が一番物価が安くてFIREに適してるか解説します。

そもそもFIREとは

そもそもFIREは年間生活費×25倍の資産額を貯める必要があります。
毎月の生活費が20万円の方の場合、年間生活費は240万円になり、FIREに必要な資産額は6000万円になります。
では毎月の生活費が30万円の方の場合はどうなるかと言うと年間生活所360万円となり、FIREに必要な資産額は9000万円、毎月の生活費が10万円しか変わらないのにFIREに必要な資産額で計算すると3000万円も多くお金を貯める必要があります。
生活費が少なければ少ないほどFIREに必要な資産も少なくなり難易度も下がるので、生活費を安く抑えるためには当然物価が安い県に住んだ方がFIREも達成しやすいです。
利便性や知り合いの有無等を除いた結果ですが。

消費者物価地域差指数(都道府県)

今回の総務省が公表してる消費者物価地域差指数でば、全国で一番物価が安くてFIREを一番達成しやすい宮崎県の96.2ポイントって結果でした。
ちなみに宮崎県に次いで2番目に物価が安い県は群馬県の96.6ポイントでした。
反対に全国で一番物価が高く、FIREしにくい都道府県は案の定、東京都の104.5ポイント、2番目に高いのが神奈川県の103ポイントでした。
グラフを見ても分かるとおり、東京と神奈川がいかに物価が高く、反対に宮崎県、群馬県がいかに物価が低いのかが分かりますね。

東京都

では物価が高い東京、神奈川と物価が安い宮崎県、群馬県の各項目ごと物価の水準を見ましょう。
全国で一番物価が高い東京都の各項目ごとの数値を見て明らかに分かるとおり、住居費がずば抜けて高いですよね、全国平均100ポイントに対して東京都の住居費は何と131.9ポイントです。
この数値はその他の都道府県と比較しても圧倒的な高さです。
東京は家賃が高いとは聞いてましたが、全国平均と比べてみると圧倒的なのが分かりますね。
今回の総務省が公表している調査の総合と住居に関しては持ち家の帰属家賃は含まれてません、また諸雑費って項目は歯磨き粉や整髪料育毛剤や化粧水などの項目が含まれてます。
続いて東京都のチャートを見て気になる点は光熱、水道以外のすべての項目が全国平均より高くなってます。
食料の項目も全国平均より高く、動画冒頭で「田舎は家賃が高いけど食料品が高い」とコメントした方がいると触れましたが結局、都会でも田舎でも食料品の物価はそこまで大きく変わらない結果です。
また、東京は10項目のうち住居、家具・家事用品、保険医療、交通・通信、教養娯楽の5項目が全国で一番物価が高くなってます。
何でもかんでも物価が高い大都市、東京ですが実はある項目だけ全国平均を大きく下回ってます、その項目が光熱・水道の93.7ポイントで、全国で一番物価が安い水準です。
東京って大都市なので何でもかんでも物価は高いと思ってましたが、実は水道・光熱費だけは全国で一番物価が安いです。
その理由は大都市ゆえに価格が安い都市ガスを使える点です。
多くの地方では都市ガスはあまり普及してなくて、ほとんどプロパンガスです。
反対に都市ガスが普及してる関東地方、主に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県は光熱・水道の項目が全国水準を下回ってて、都市部だからこそのメリットです。

神奈川県

続いて全国で2番目に物価が高い神奈川県のチャートは見て分かるとおり、先ほどの東京と同様に光熱・水道費の項目以外、全て全国平均以上です。
特に、東京ほどではないですが、住居の項目は116.1ポイントと全国平均を大幅に上回る結果で、全国で2番目に高い水準です。
神奈川県には横浜市や川崎市、相模原市などの政令指定都市が全国で一番多い3つあり、大都市が多いため住居の項目は高いです。
また神奈川県は教養娯楽と所雑費の2項目が全国で一番物価水準が高くなってます。

宮崎県

それでは反対に全国で一番物価が安い都道府県、宮崎県のチャートだと東京や神奈川と違って全国平均よりも収まってる項目が多く、光熱・水道以外の項目が全て全国平均より下回ってます。
特に住居の項目は90.8ポイントと全国平均より9ポイント以上下回ってます。
ちなみに宮崎県では保険医療と教養娯楽の項目が全国で一番、物価水準が低いです。
この保険医療って項目は指定薬部外品のドリンク剤や生理用ナプキンの事を指していて、教養娯楽はテレビの物価を指してます。

宮崎県でテレビの物価が低い理由と関連してるか分かりませんが、宮崎県のテレビ事情は日本一酷いと言われてて、民放のテレビ局の数がテレビ宮崎と宮崎放送の2局しかなく、テレビ宮崎でTBS系列の番組を放送し、宮崎放送で日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日系列の3番組を放送してるそうです。
この局を跨いで番組を放送することをクロスネットと呼び、チャンネルを変える時は「裏にしてと」言ってるそうです。
このテレビ局の少なさが物価が安いことに繋がってるかは分かりませんが、宮崎県は全国で一番物価が安い項目が2つあり、光熱・水道以外の項目もすべて全国編平均を下回っているので全国で一番物価が安い96.2ポイントになってます。
もし居住地はどこでも良いからとにかくFIREしたいと本気で思うなら、この宮崎県に住まない理由はありません。
後々紹介しますが宮崎県の県庁所在地、ある宮崎市は全国の都市の中でも2番目に物価が安い街です。

群馬県

最後に全国で2番目に物価が安い群馬県も同じく、光熱・水道以外の項目が全て全国平均以下です。
中でも一番顕著なのが教育の項目で、何と79.4ポイントと全国で唯一の70ポイント台とダントツで物価が低く、その他の項目も見ると群馬県は関東の位置にありながら住居の項目が90.2ポイントと全国平均より大きく下回ってます。
以上が全国で一番二番目に物価が高い東京、神奈川県と物価が安い宮崎県、群馬県との比較でした。

食料

続いて食料や家賃といった各項目ごとの物価が一番高い県と一番低い県をスピーディーに紹介します。

始めに食料の物価が一番高い都道府警は福井県の103.9ポイントです。
ちなみに沖縄県も同じく103.9ポイントで、最も食料の物価が高い都道府県です。
反対に最も食用の物価が低い都道府県は95.4ポイントの長野県です。
この結果から見て分かるとおり田舎だから、食料の物価が高いわけではなく、同じ田舎でも、どこの都道府県に住むかで物価が違うのが分かります。

住居

続いて住居の物価が最も高い都道府県は先ほども説明したとおり東京都の131.9ポイントとダントツの1番です。
反対に住居の物価が最も低い都道府県は香川県です。

固定費の中で一番お金が掛かる住居費は意外にも、都道府県単位で見ると物価が一番低い都道府県は大分県ではなく香川県でした、これを機に香川県でセミリタイア生活してはいかがでしょうか?

光熱・水道

次に光熱・水道の物価が最も高い都道府県は北海道の117.4ポイント、反対に最も低いと同県は東京都の93.7ポイントです。

家具・家事用品

続いて家具・家事用品の物価が最も高い都道府県は東京都の104.3ポイント、反対に最も低い都道府県は同じ関東の茨城県の93.6ポイントです。
ちなみに茨城県と並んで広島県も93.6ポイントと最も物価が低いです。

被服及び履物

次に被服及び履物の物価が最も高い都道府県は意外にも栃木県の107.9ポイント、反対にに最も低い都道府県は山形県の93.8ポイントです。

保険医療

続いて保険医療の物価が最も高い都道府県は東京都の1001.8、ポイント反対に最も低い都道府県は宮崎県の96ポイントです。

交通・通信

交通・通信の項目で物価が最も高い都道府県は東京都の1034.2ポイント、反対に最も低い都道府県は愛知県の97.5ポイントでした。

教育

続いて教育の物価が最も高い都道府県は大阪府で121.2ポイントとダントツ、反対に最も低い都道府県は群馬県の79.4ポイントでした。

教養・娯楽

教養・娯楽の項目で最も物価が高い都道府県は東京都と神奈川県の104.9ポイントで、反対に最も低い都道府県は宮崎県の92.6ポイントでした。

諸雑費

最後に諸雑費の物価が最も高い都道府県は神奈川県の105.1ポイント、最も都道府県は沖縄県の91.2ポイントでした。

消費者物価地域差指数(都市)

これまでは都道府県ごとの物価の高さを説明しましたが、最後に各都道府県の県庁所在地主要都市の物価の高さを説明します。
各都市の物価指数は、一番は当然ですが東京23区がダントツの105.3ポイント、2番、3番、4番に神奈川県の川崎市、横浜市、相模原市が続いて、先ほどまで説明した物価が高い都道府県とも一致してる結果です。
反対に一番物価が安い都市は群馬県の前橋市の96.5ポイント、続いて宮崎県宮崎市の96.9ポイントです。
都市単位で見ると宮崎県より群馬県にある前橋市の方が物価が安くなってますが、その差は0.4ポイント差と、どちらもかなり物価が安いことには変わりません。

どこの都道府県でも県庁所在地はある程度は栄えてますが、もしFIREするため物価が安い所に行きたいけど、ある程度スーパーや商業施設があって栄えてる所が良いと思うなら前橋市や宮崎市がオススメかもしれません。

復習

FIREの聖地はどこか、各都道府県の物価の高さを説明しました。
そもそもFIREは年間生活費×25年分の資産を貯めると達成できるので、年間生活費が低ければ低いほどFIRE達成の難易度も下がります。
生活費を安く抑えるには当然、物価が安い都道府県で生活した方が有利ですが、総務省が公表してる調査では全国47都道府県で一番物価が安い都道府県は宮崎県だと分かりました。
宮崎県では保険医療と教養・娯楽の項目が全国で一番分が水準が低くて、それ以外の項目も全体平均を大きく下回る物価の安さです。
反対に物価が一番高い都道府県はダントツで東京都で、当然の結果かと思いました。
47都道府県のうち東京都がダントツで物価が高い主な住居項目の物価の高さで、全国平均が100ポイントに対して東京都の物価は131.9ポイントと圧倒的な高です。
つまりFIRE達成するには、物価の高さって観点から見ると一番は宮崎県が達成の難易度が低く、東京都が難易度が高いのが分かります。

しかし物価の高さではなく収入単位で見ると東京都は日本全国で最も年収が高い都道府県です。
そのため、物価が高いデメリットはありますが、その分貰える給料も高いメリットもあります。
良い面と悪い面。どちらもきちんと把握してFIREを目指すべき場所を探した方が良いでしょう。

「【最速FIRE】本気でFIREしたいなら絶対ここに住め!!/FIREの聖地を徹底解説!」雑感

確かに家賃や物価が高ければ、FIREに必要な資金を貯めづらいし、いざセミリタイアした後も生活費がバカにならないはずです。
後は仕事の有無との兼ね合いですね。
一都三県なら比較的求人も探しやすい傾向がありますが、田舎だと求人探しすら苦労しそうだったり、何より「車社会」なのもネックなので、いくら全体的に生活費が安いと言っても、そう簡単に宮崎県や群馬県に移住できないですよね。

それでも資金がある程度集まって、すぐにでもセミリタイア出来る状態なら宮崎県や群馬県がオススメかもしれません。

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